「マンションのお風呂リフォームって何日くらいかかるの?」と費用の次に工事期間が気になっている方もいるのではないでしょうか。
実は、マンションのお風呂リフォームの場合、工事全体としては5日ほどかかりますが、最短で4日目から入浴することができます。
ここでは、みやこリフォームの実例をもとに、マンションのお風呂リフォームの工事期間について、詳細をご説明します。
マンションのお風呂リフォームの実例(概要)
<要件>
- 物件タイプ:マンション
- ユニットバスからユニットバスへの交換
<工程表>
- 工期:5日間
この事例では、ユニットバス組立ての翌日の4日目からお風呂をご使用できるようになりました。
もう1日、2日早くお風呂を使えるようにならないの?と思われる方もいるかもしれません。ただ、マンションの場合、作業時間が平日朝9時~17時と厳格に決まっているところが多く、一日に複数の作業を詰め込むことが難しいため、たいていの場合、4日目からの入浴となります。
具体的に解説!マンションのお風呂リフォームの工程
1日目(4月15日(月))
1日目は、主にユニットバスの解体を行います。
9時~10時:養生・搬入
マンションは、車から道具や資材を下ろして、「はい、作業開始!」とはなりません。マンションの玄関から各部屋まで距離があるため、道具や資材の搬入に時間がかかります。
また、廊下やエレベーターなどの共用部が傷つかないよう、養生材で保護してあげる必要があります。
10時~15時:解体工事
養生・搬入が終わって、やっと解体が始まります。解体自体はスムーズに進み、ユニットバス本体と、洗面所側の間仕切り壁を効率よく解体していきます。
15時~17時:廃材の搬出
マンションの場合、解体自体より、その廃材の搬出がなかなか大変です。当然なかなかの重量がありますし、搬出経路が長いため、手間も時間もかかります。
今回廃材はトラック1台分にもなり、搬出に2時間ほどかかりました。
2日目(4月16日(火))
2日目は、新しいユニットバスに合うように、給排水の配管を引き直しました。また、浴室暖房乾燥機設置のための電気工事も行いました。
9時~12時:給排水仕込み工事
新しいユニットバスに合わせて、新しく配管を引き直す作業になります。最近は鉄管ではなく、樹脂製の配管が主流になっており、漏水のリスクが少なくなりました。
9時~12時:電気工事
今回は、ガス式の浴室乾燥暖房機という特殊な器具の取付けが必要だったことに伴い、電気工事も発生しました。
3日目(4月17日(水))
3日目はいよいよ、ユニットバスの組立てです!お客様としては、一番テンションの上がる日になります。
9時~10時:養生・搬入
新しいユニットバスの部材を搬入する作業になります。全体でトラック1台分の搬入となるため、搬入だけで1時間からかかります。
10時~17時:ユニットバス組立て工事
ユニットバスは、メーカーが手配した職人2人が1日がかりで組み立てます。プラモデルの組立てのように簡単に組立て・・・とはいかず、傾きがないかパーツの組立てごとに確認したり、漏水しないようにすべての隙間をコーキングしたりしていると、作業終了17時いっぱいまでかかりました。
なお、コーキングが乾いていない可能性があるため、この日はまだお風呂を使用することはできません。
4日目(4月18日(木))
4日目は、洗面所側の間仕切り壁を作り直す工事を一日がかりで行います。ここで、リフォームの主役、大工の本領が発揮されるときになります!
9時~17時:洗面所側間仕切り壁復旧
解体した洗面所側の間仕切り壁を復旧する工事になります。木材や石膏ボードの搬入、木材の加工などに使う道具の搬入にやはり1時間程度かかります。
その後、傾きがないことに注意しながら柱を組み、そこに石膏ボードを打ち付けていきます。
内装工事はまだ完了していませんが、この4日目からお風呂は使用できるようになります。
5日目(4月19日(金))
5日目は、いよいよ仕上げです!洗面所側の壁のクロス張りや床張替えなど、内装工事を行いました。
9~15時:洗面所クロス・床張替え工事
復旧した洗面所側の間仕切り壁にクロスを張り、クッションフロアを張り替える作業になります。クロス屋さんの手際はよく、時間内でしっかりと終わりました。
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