ある程度相場は分かったけど、費用を抑えてユニットバスにリフォームする裏ワザってないの?ただ、品質の悪い施工をされるのは絶対イヤ!と思われている方も多いのではないでしょうか。
実は、品質を下げずに費用を下げるためには、リフォーム会社にとって無理なく値引きできる環境を作ってあげることが大切です。
そこで、ここでは、費用を抑えて、お客様とリフォーム会社がお互いにWin-Winになれるユニットバス交換の方法をお教えします。
①2~3社から相見積もりを取る
リフォーム会社の立場から見ても、2~3社から相見積もりを取ることは、リフォーム会社から値引きを得るうえで有効な策です。
なぜなら、「リフォーム会社が取りたいと思っている金額」と「相見積もりに勝つための金額」には乖離があるため、相見積もりにより、「相見積もりに勝つための金額」を引き出しやすくなるためです。
そのため、見積り依頼時に、「他社からも見積りを取っている」ということをお伝えいただくと、その営業担当は「相見積もりに勝つことを意識した価格」で見積りを作ってくれる可能性が高くなります。
ただし、5社以上など過度な相見積もりは禁物です。
実は、リフォームという業界では、お客様がリフォーム会社を吟味するだけでなく、リフォーム会社もお客様を吟味しており、過度な価格競争を強いてくるお客様は敬遠する傾向にあります。
過度な相見積もりを行うお客様に対して、真剣に相手をしないリフォーム会社も多く、見積りの提出すらされないという事象も実際に多く見受けられます。
②リフォーム会社の紹介サイトは使わない!
私自身が紹介サイトに勤めていたから知っていることですが、紹介サイトを通して紹介を受けると、お客様がお支払いする金額の10%以上が紹介サイトに持っていかれることも少なくありません。もちろんお客様が支払うわけではないですが、その分、リフォーム会社からお客様への値引きが難しくなると思った方がいいでしょう。
さらに、紹介サイトの中には、ホームページ上で加盟店の厳格な審査しているとうたっていても、実際には「建設業許可」すら持っていないリフォーム会社が加盟店登録されていることも少なくありません。正直、リフォーム会社の紹介サイト自体の競争も熾烈で、リフォーム会社なら手当たり次第声をかけているという印象です。
そのため、紹介サイトからリフォーム会社の評判などの「情報」を得て、会社選びの参考にすることは問題ありませんが、「紹介サイトを通して」リフォーム会社の紹介を受けないことを強くおすすめします。
③ メーカーにはこだわらない
3つ目の費用を抑える方法は、ユニットバスのメーカーにはこだわらず、リフォーム会社おすすめのメーカーで提案してもらうことです。
なぜなら、リフォーム会社がメーカー・卸から値引きを得るための方法には、大量に仕入れるということ以外に、ある特定のメーカーを重点的に販売することでも得られるからです。
リクシルやパナソニックは比較的に低価格でご提案できるリフォーム会社が多い印象ですので、メーカーにこだわりがない人はそれらのメーカーから選びましょう。
④ ほかの水回りのリフォームも一緒に発注する
お風呂のリフォームと合わせて、キッチンやトイレ、洗面所などほかの水回りも一緒にリフォームすることで、別々でリフォームするより値引きを受けられる可能性が高いです。
なぜなら、お風呂のリフォームのほかに、ほかの水回りのリフォームもが増えても、施工管理の手間はほとんど変わりません。また水道、電気、大工と同じ職人に作業させられるため、リフォーム会社から職人への値引き交渉もしやすいからです。
特に、浴室と洗面所が横並びの場合、一緒にリフォームすることを強くおすすめします。途中まで同じ配管や空間を使っているため、水道やクロスの張替えもお風呂の作業のついでに洗面所の作業もできるため、リフォーム会社から職人への値引き交渉もしやすいためです。