どれくらいの工事期間がかかるかある程度分かったけど、具体的にどんな作業にどれくらいかかるの?
と思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではみやこリフォームの事例をもとに、実際の工程表や施工写真も用いて具体的にご説明します。
京都府Y様宅のリフォーム事例 概要
<リフォーム概要>
- 物件タイプ:マンション
- ユニットバスからユニットバスへの交換
- ユニットバス交換のほか、給湯器交換および洗面所リフォームも実施
<実際の工程表>
- 工期:8日間(6営業日)
この事例では、ユニットバスを組立てた翌日の4日目からお風呂をご使用できるようになりました。
なお、戸建てでは、給排水仕組み工事や電気工事を解体工事と同じ1日目に詰め込むこともできるため、最短3日目から入浴できます。
京都府Y様宅のリフォーム事例 詳細
以下では、それぞれの日ごとにどのような作業を行ったか、ご説明します。
1日目(4月15日(月))
1日目は、養生・搬入で1時間ほど要しました。その後、既設のユニットバスや洗面台を解体し、マンション外に搬出するまでを行いました。
9時~10時:養生・搬入
マンションでは、共用部であるエレベーターや廊下に傷がつかないよう養生が必要になります。また、工具などもたくさん搬入が必要なため、およそ朝の1時間ほどは搬入や養生に当てられます。
10時~15時:解体工事
既存のユニットバスや洗面台、洗面所の間仕切り壁を解体する工事になります。大工の作業はスムーズで、解体自体は3~4時間で終わりました。
15時~17時:廃材の搬出
マンションの場合、搬出経路が長くなるため、廃材をマンションから出す作業もなかなか大変です。今回廃材はトラック1台分にもなり、搬出に2時間ほどかかりました。
2日目(4月16日(火))
2日目は、新しいユニットバスや洗面台に合うように、給排水の配管を引き直しました。また、給湯器の交換も行いました。
9時~12時:給排水仕込み工事
新しいユニットバスに合わせて、新しく配管を引き直す作業になります。今回は洗面台でも配管を引き直す必要があり、3時間ほどかかりました。
9時~12時:電気工事
今回は、ガス式の浴室乾燥暖房機という特殊な器具の取付けが必要だったことに伴い、電気工事も発生しました。
13時~16時:給湯器交換
午後からは、給湯器の交換を行いました。給湯器交換は午後から始め、およそ3時間程度で完了しました。
3日目(4月17日(水))
3日目は、新しいユニットバスが一日がかりで設置されました。まだ、漏水防止のためのコーキングが乾いていないため、お風呂を使用することはできません。
9時~10時:養生・搬入
新しいユニットバスの部材を搬入する作業になります。全体でトラック1台分の搬入となるため、搬入だけで1時間からかかります。
10時~17時:ユニットバス組立て工事
ユニットバスは、2人の職人が1日がかりで組み立てます。簡単に組み立てられそうなイメージもありますが、床や壁が水平・垂直を保たれているかの確認や、漏水防止のためのコーキングに時間がかかり、作業終了17時いっぱいまでかかりました。
なお、コーキングが乾いていない可能性があるため、この日はまだお風呂を使用することはできません。
4日目(4月18日(木))
4日目は、洗面所側の間仕切り壁を作り直す工事を一日がかりで行います。クロスの張替えはまだ行われてはおりませんが、コーキングが固まった4日目からお風呂は使っていただけます。
9時~17時:洗面所側間仕切り壁復旧
解体した洗面所側の間仕切り壁を復旧する工事になります。木材や石膏ボードの搬入や、廃材の搬出も含めて、17時くらいまでかかりました。
5日目(4月19日(金))
5日目は、洗面所のクロス・床張替えなど、内装工事を行いました。
9~15時:洗面所クロス・床張替え工事
復旧した洗面所側の間仕切り壁にクロスを張り、クッションフロアを張り替える作業になります。クロス屋さんの手際はよく、時間内でしっかりと終わりました。
6日目(4月22日(月))
マンションでは、土日は工事ができないため、洗面台の設置は翌週月曜日になりました。
9~12時:洗面台設置工事
今回、120㎝幅という大きな洗面台だったため、搬入や組立てに3時間ほど要しました。
実例を写真付きでご説明したことで、お風呂のリフォーム期間についてかなりイメージアップできたのではないでしょうか。
戸建ての場合、作業時間が9~17時という厳格な縛りや、土日は作業ができないという縛りがないため、工期を1、2日ほど短くできる場合があります。