在来浴室リフォームの費用・期間|事例多数掲載、現役プロ解説

「タイルの在来浴室をユニットバスにリフォームしたいけど、費用や工事期間はどれくらいかかるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。京都で創業65年のリフォーム会社で、年間50件以上のお風呂リフォームを行う、みやこリフォーム小川です。
実は、タイルの在来浴室リフォームでは、導入するユニットバスのグレードや、タイルのお風呂の状況によって、リフォーム費用が大きく変わります。
そこで、この記事では、次のような観点から、在来浴室リフォームの費用や工事期間についてご説明します。
これを読むことで、あなたが在来浴室リフォームするときに、「いくらで」「何日で」リフォームできるか具体的に分かります。
タイル張りの在来浴室からユニットバスへのリフォーム費用まとめ
最低価格 | 税別66.5万円 |
中心価格 | 税別78.4~88.1万円 |
最高価格 | 税別100.4万円 |
在来浴室とは?

ユニットバスとは?

ご覧のように、安いもの70万円弱から、高くて100万円ほどで在来浴室からユニットバスへのリフォームができます。 このように、70万円から100万円以上と在来浴室のリフォームの費用に差が大きく出るのは、導入するユニットバスのグレードによって大きく異なるためです。
そこで、次にそれぞれの金額帯によってどんなユニットバスにリフォームできるのか具体事例を用いて説明します。
60~70万円でどんな在来浴室リフォームができるの?
税別67.5万円
>>この事例の詳細はこちら
70万円弱で導入できるユニットバスでも、シンプルなデザインと最低限の機能性は担保されております。賃貸マンションなど収益物件で人気のユニットバスになります。
70~80万円でどんな在来浴室リフォームができるの?
税別78.4万円
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70~80万円台で導入できるユニットバスでは、浴槽や床に断熱材が入っており、冬でもお湯が冷めにくく、ヒヤっとしにくい構造になっております。また、水栓はメタルのもの、壁パネルは光沢があるものが増え、デザイン面でも格段に良くなります。 また、この金額帯になると、浴室暖房乾燥機など人気のオプションを付けたりすることもできます。
100万円ほどでどんな在来浴室リフォームができるの?
税別100.4万円
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同じユニットバスのグレードでも、もともとの在来浴室のサイズが大きかったりすると、解体費用やその処分費が高くなるため、100万円を超える場合もあります。
金額別!在来浴室からユニットバスへのリフォーム事例まとめ
そこで、以下では、金額帯別にどのような在来浴室のリフォームができるか、みやこリフォームの事例をまとめました。
在来浴室からユニットバスへのリフォーム費用は何で変わるの?
- 導入するユニットバスのグレード
- 傷んだ下地を補修するか
これらの組み合せにより、在来浴室のリフォーム費用はどのように変わるか、以下でまとめました。
ユニットバスのグレード | 下地の補修 | |
なし | あり | |
ローグレード | 65~75万円 | 70~80万円 |
ミドルグレード | 75~90万円 | 80~95万円 |
ハイグレード | 160~220万円 | 165~225万円 |
下地の傷みってどんなの?

収益物件などでよく入れるようなローグレードのユニットバスであれば、60万円台からリフォームできます。一方で、断熱性能が高く、水栓やシャワーのデザイン性も高いミドルグレードのユニットバスでは、80~90万円台になることが多いです。
在来浴室の場合、漏水などで土台などの下地が傷んでいる場合が多く、その補修に5~10万円ほどが追加でかかります。
なお、在来浴室からユニットバスへのリフォーム費用の見積りや、そこに含まれる工事内容について詳しく知りたい方は、次の記事で詳細に説明しておりますので、ぜひご確認ください。
在来浴室からユニットバスへのリフォームのオプション費用は?
オプション内容 | 費用 |
浴室暖房乾燥機 | 7~9万円 ※電気工事費込み |
手すり1本 | 0.8~1.8万円 |
二枚引き戸 | 7~8万円 |
窓枠加工 ※窓がある場合に必要 | 1.5~3.0万円 |
もともと在来浴室で、浴室暖房乾燥機を付ける場合、電気工事が必要になる場合がほとんどで、その場合、商品代と合わせて7~9万円ほど必要になります。
在来浴室からユニットバスへのリフォーム期間は何日?
「在来浴室からユニットバスへのリフォームって何日くらいかかるの?」と工事期間が気になる方も多いのではないでしょうか。 実は、在来浴室からユニットバスへのリフォームの工事期間は合計5~7日、お風呂に入れるのは4~5日目になります。 工事期間が合計5日なのか7日なのかは、間に養生日(打設したコンクリートを乾かす日)や土間打ちと水道・電気の仕込みを同じ日にするか、別の日にするかで変わってきます。 在来浴室からユニットバスへのリフォーム期間についてより詳しく知りたい方は、次の記事で詳しく説明しておりますので是非ご確認ください。
今の在来浴室にどのサイズのユニットバスが入るの?
「極力広く使いたいし、どのサイズのユニットバスが入るか気になる!」という方も多くいるのではないでしょうか。 結論から言うと、新たに設置できるユニットバスのサイズは、よくて現状の在来浴室と同じ大きさ、悪くて一回り小さなサイズのユニットバスになると考えた方がいいでしょう。
今より大きなユニットバスを入れたいというご要望をいただくこともありますが、解体してもそこまで大きくスペースは取れないので、あまり期待しない方がいいでしょう。
在来浴室リフォームは現地調査で業者のスキルが分かる!
在来浴室のリフォームでは、下地や配管が腐食していることも多く、業者のスキル・経験が大事になるリフォームになります。 そのため、その見極めが大事になりますが、在来浴室のリフォームでは、現地調査時に業者が「打診棒」を使っているかどうかで、業者のスキルや経験を一定程度判断できます。 なぜなら、打診棒を壁タイル上を転がすことによって、その音で高基礎(つまり、コンクリートブロック)があるか推測することによってはじめて、解体後何センチまで寸法が取れるか正確に確認できるためです。 つまり、打診棒を使っていない業者は正確に設置寸法を把握できていないと評価していいでしょう。
腐食している下地の補修は必要か?
解体してみると、漏水により外壁を支える土台が腐っていることが多く見受けられます。その場合、「下地の補修はしなくて大丈夫?」と聞かれることがありますので、その点について以下回答します。
土台の補修をしなくてもユニットバスは問題なく使える!
土台は外壁面の支えになるため、土台が腐っていると外壁が弱くなっていることは事実です。しかし、ユニットバスはその外壁にくっつけるわけではないので、土台が腐食していてもユニットバスを組み立てて、問題なく使うことができます。 最悪、外部から補修することは可能ですので、気になる場合はユニットバスへのリフォーム後に新たに外壁の補修工事をするのもありです。
最悪、リフォーム後に外部からやり替えることも可能!
解体後に土台や柱の腐食がひどいことが判明した場合、ユニットバスへのリフォーム後に外部からやり替えることもできるのでご安心ください。
費用を抑えて満足度の高いリフォーム会社を見つけたいなら…
「在来浴室をいくらでユニットバスにリフォームできるか大体分かったけど、具体的にいくらでできるか見積りを取ってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。
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略歴
大阪大学人間科学部卒業、グロービス経営大学院卒業(MBA)
新卒で日本生命保険に入社。
社内システム構築や営業企画に従事。
その後、リフォーム系メディアを運営するITベンチャーに転職。全国500以上のリフォーム会社への営業経験と、紹介ビジネスを通じたエンドユーザとのやり取りから、リフォーム業界への見識を深める。
現在、みやこリフォームの責任者として従事。
所有資格
宅地建物取引士、ガス機器設置スペシャリスト、日本ホームインスペクター協会認定会員、応用情報技術者、簿記2級、ファイナンシャルプランナー2級、電気工事士、日本ガス協会簡易内管施工士など